4月アースレンジャー｜レポート

ベーシックコース（４歳〜小２）

活動が始まると、朝ぐずっていた子も一緒にお堀のコイを探して興奮したり、
シロツメグサで冠を作ったり、四つ葉のクローバーを見つけたり。
探検に出かけたり、ひたすら木登りを楽しむ子もいました。

今年度からプログラムの導入部はアクティビティ強くに動機付けせず、「今日したいことは？」を聴き合うスタートにしています。

が、なかなか聴き合う雰囲気にならず…定着するまで苦戦しそうです。

ただ活動中は、スタッフも含めのびのび遊んでいく雰囲気が昨年度よりも増したように感じました。

模索を続けます！

アドバンスコース（小３〜小４）

「宝探しをプロデュース」というテーマでスタート。

満開のツヅジなどの花を集めて色水を作ったり、
おにごっこで走り回ったり、
宝探しとおにごっこを掛け合わせた遊びが考案れたり、

新たな暗号をつくりだして遊んだりと、子どものアイデアで遊びが発展していました。

これから一年間遊ぶ仲間と、自分のしたい遊びを選択しながら遊ぶ1日になった様子。

プラスコース（小４〜小６）

天気が心配でしたが、雨に降られることなく活動ができました。パックラフトは艇数が限られているため、SUPと交代しながら、約5kmの道のりを下りました。

途中の障害物や浅瀬に引っかかったり、ゴミ拾いミッションを楽しんだり、思い通りにコントロールできるスキルを、遊びながら体得していました。

初めて参加の子、久しぶりの子もいましたが、振り返りの時間にはだれかの発言に「あーそれあったねー！」という共感の声が上がるなど、あたたかい雰囲気で進んだ1日だったように思います。

ネクストコース（小６〜中３）

今年度からスタートのネクストコース、思春期前半（自分のこと周りのこと、いろんなことが見えてきて、悩みもがく時期）に…
① 体験や興味から知識を深める体験
② 本気のアウトドアで得る経験値
③ しょうもないことを本気で遊ぶ経験をともにすることで、少しでも世界が拡がったらいいなと思っています。
初回は、吉野ヶ里遺跡で弥生時代をちゃんと知ろう〜というテーマで実施しました。

導入で簡単に「弥生時代の歴史の位置づけ」と、
「吉野ヶ里遺跡がなぜすごいのか」をレクチャーし、あとは自由。

じっくり見て回って、展示室や復元建物に夢中になっていたり、レプリカの複製コーナーで出土した銅剣のレプリカを作って大事にしていたり。

各々、興味を持って吉野ヶ里遺跡という場所を楽しんでいました。何かに気づき、知識や理解が深まっている子もいますし、未来の何かのきっかけになったらいいよね。という子もいます。

与えられる知識ではなく、興味を持った時に「あれ？」って思って調べて「知る」。そういうパターンの学びの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。