出世払い|2024年度も募集開始。
参加費を免除します。将来、出世したら払うこと。
出世の定義はあえて決めません。
- 出世したなと思ったら、支払ってください。
- お金じゃなくても、役に立ちそうだと思う方法で良いです。
- FREE CAMPがその時なかったら応援できるところへ。
もし、家の経済事情に遠慮してるなら、
親のお金のために自分が我慢する必要はない。
いつか自分で払えばいいんだから。
もし、家の経済事情なんて気にもしたことないなら、
そろそろ自分で払ってみたらどう?今じゃなくてもいい、いつか自分で払えばいいから。
そんな意図のある制度です。
対象 | 1年以上活動に参加したことのある中学生 |
プログラム | The DAIGAKU フクオカアドベンチャークラブ |
成立まで | 1.本人からの申し出(LINE、口頭など) 2.提出物の案内 3.審査 4.成立 |
提出物 | ❶プログラム参加前(2週間以内) ・なぜ出世払いを使いたいのか ・参加して何をしたいか ❷プログラム参加後(年度終了後) ・参加して学んだこと、気づいたこと 形式自由:作文or動画など |
審査基準 | 想いが伝わるかどうか |
2024年度 予算 | 220万円分 予算がなくなり次第、終了 |
2023年度 実績 | 222万円 The DAIGAKU 5名 213万円分 フクオカアドベンチャークラブ 2名 9万円分 |
お金のために、が多すぎない?
お金のために、諦めたり、頑張ったり…
(まあ頑張れるのはいいとしても)
お金のために、が多すぎない?
別に資本主義や市場経済を否定するつもりは全くない。
それらの良さもたくさんある。
「自分で選ぶことができる自由」にも深く繋がっているように感じる。
お金があったら、
「自分で選ぶことができる自由」
が、より多くある。これはたぶん事実。
でも、
お金をよりたくさん得るために
「自分で選ぶことができる自由」
がなくなってる現象もある。
例えば、
働き方はゆるやかにしたいけどもっと長時間働かねば…
仕事辞めたいけど辞められない…
四六時中ケータイをチェックしないといけない…
などなど。
これでは、逆に不自由。
お金がなくても豊かな暮らしはありうるし、お金があっても豊かじゃない暮らしもあり得る。
お金がなくても豊かな暮らし。
つまり、豊かさ(少なくとも僕の思う豊かさ)と、
お金があるは、イコールじゃない。
お金がなくても、
もっと詳しく言うと、
・お金のために って不自由にならなくても、
・お金で買えなくてちょっと不便でも、
豊かな暮らしをしたい。
むしろ、
お金のために、って考えなくていいからこその、
「自分で選ぶことができる自由」を
ちゃんと謳歌できるような人でありたい。
お金は大して持ってないけど、自由。
お金を大して考えてないから、自由。
そんな感じでありたい。
お金から自由であろう。
(が、現実難しい。ということは置いておいて…)
(ここからが本題!)
自分は、そう思うならやったらいい。
子どもは?
自分はそのために意思をもって行動・調整できる。
どう働くか、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
けど、子どもたちはそうも行かない。
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
まだ、自分の意思を持って行動・調整できる権利を得ていない。
十分考えられるくらいに成長していたら、
それはかわいそうだ。
中学生高校生だって、
どう働くか、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
くらい、自分で考えたらいいのでは?
もちろん、まだ生きてる年数が少ない分、情報も少ないから未熟かもしれないが、練習くらいはして良くない?
保護者にお金を払ってもらう
以外の選択肢
保護者の経済的な事情によって、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
が決まってしまっているのは、
やっぱりかわいそうというか不公平というか…
保護者に「お金を払ってもらう」こと自体からちょっと抜け出す方法があったらいいのに。
そうなると、
バイトするしかないかーー
じゃなくて、何かないかな。
で、思いついたのが「出世払い」制度。
FREE CAMPに参加する中学生たちには、
ぜひ、保護者に「お金を払ってもらう」ことを脱却してみて欲しい。
もし、家の経済事情に遠慮してるなら、
親のお金のために自分が我慢する必要はない。
いつか自分で払えばいいんだから。
もし、家の経済事情なんて気にもしたことないなら、
そろそろ自分で払ってみたらどう?今じゃなくてもいい、いつか自分で払えばいいから。
そんな意図のある制度です。
中学生へ
僕らはこれまで通り、一生懸命価値を提供します。
時間も、頭も、体力も、一生懸命使います。
決して、タダじゃないよ。
でも、お金としてすぐに支払わなくてもいい。
いつか出世したら払ってください。
FREE CAMPのプログラムも他のいろんなものと同じように、一生懸命価値を提供する代わりに、対価としてお金をいただいている。
それを親に払ってもらうんじゃなくて、将来の自分で払った方が自由じゃない?っていう提案です。
この前提を理解して応募してね。
決して、タダじゃない。
けど、今じゃなくていい。
保護者さんへ
もしかしたら、本人のニーズは、
「いや、とうちゃんとかあちゃんが払ってくれよ」かもしれません。
だとしたら、
❶ 払ってあげてください。笑
もしくは、
❷「払ってやらん。」と突っぱねてください。
僕らとしては、❷からの「自分で払ってでも行く!」くらいの意気込みで参加してくれるのが一番嬉しいです。
が、❶であっても、親の私たちが払ってでも行かせたい。と思っていただいたわけなので、
これまで通り一生懸命やらせていただきます!
最後に
経済的にラクではない。
という事情へのピンポイントの救済措置ではないです。
経済格差がそのまま教育格差や体験格差につながっていることはまずいと考えています。
でも、じゃあ僕らの活動を何らかの所得審査などを通して、無料で提供したらいいいのか。っていうとそんな単純でもない気がしていて…
こちらは一生懸命、価値を提供する。
その分の対価を払っていただく。
この原則を崩さずにやってみよう。
という試みです。
ご理解とご協力をお願いします!
出世払いシステム
2023年3月スタート
FREE CAMPのミッションは、
自分の人生を、自分で生きていける人を育てること。
自然の中での主体的な体験に、
そのための「学び要素」がたくさんある。と気づき、
遊びこそ、学び。として、
遊び(と学びと働く)場を作っています。
「サポーター制度」
月1000円から、僕らの活動を金銭的に
応援してもらえる制度です。