いまむらいちご農園 スポンサーインタビュー
スポンサー「いまむらいちご農園」インタビュー
2024年度のスタッフユニフォームにはFREECAMPを応援してくださっている企業やお店のロゴを入れさせてもらってます。
そこで協力くださった保護者さんのところへインタビューしに行こう!
というこの企画。
2024年第一弾です!(夏キャンプ直前にインタビューしています)
いまむらいちご農園さんです。
ゆぐ(以下ゆ):今日はよろしくお願いします!今村さんとお話しできるのを楽しみにしていました!
今村さん(以下い):こちらこそよろしくお願いします!今日はもう逆インタビューするくらいの気持ちで来たので、こちらこそ楽しみです!
ゆ:有り難い限りです…(笑)それでは早速いきましょう!
普段はどんな事業をされているんですか
い:久留米でイチゴ栽培と、サッカースクールを2つやっています。平日はお昼にイチゴ、夜はサッカー。土日はずっとサッカー。そんな感じで自営を2つやっています。
ゆ:2つもやっているんですね!大変ではないんですか?
い:よく大変じゃないか、と言われることも多いんですが、自由にやらせてもらっているので、楽しいですよ。
ゆ:自分の好きなことをしながら、自由に働く、と聞くと確かに充実していて楽しそうですね!
ゆ:去年はスポーツクラブの方でスポンサーになってくださり、今年はいちご農園の方でスポンサーになってくださいましたもんね。
い:そうなんですよ。せっかくの機会なので、今年はもう一つの方でやっておこうかなと思いまして。
ゆ:毎年毎年、本当ありがとうございます!
だれでも入れるサッカークラブ
ゆ:サッカースクールはどのくらい運営しているんですか?
い:Beetle Sports Club(ビートルスポーツクラブ)というスクールを運営していますが、かれこれ20年弱活動しています。
ゆ:僕たちFREE CAMPも10年経ったところですが、それだけ継続しているのはすごいですね。何か大事にしている想いみたいなのはあるんですか。
い:『だれでも入れる(笑顔になれる)クラブ』にしたいというのはずっと思っています。僕自身、アビスパユースでの指導経験もあるのですが、サッカーってセレクションなど、強いチームに入るには選考を受けるのが当たり前なんですよね。
ゆ:強いチームを作るために選考を設けるのはある意味、理にかなっていますよね。
い:いやー、確かにそうなんですけど、セレクションに落ちた人間が、人として劣っているかというと、全くそんなことはなくて。本当に大事なのってサッカーの上手さじゃなくて、人間力というか、そういった部分だと思うんですよね。だからこそ、僕のチームでは人と人が関わることや、みんなでキャンプしたり、いちご農園を定期的に手伝わせたり、サッカー以外の体験の部分も大事にしているんですよ。
ゆ:サッカースクールと聞いたら、もっと実力至上主義、みたいなイメージを持っていましたが、Beetle Sports Clubでの『体験を大切にしている』『人間力』みたいな考え方はFREE CAMPと似ていますね。
い:そうなんですよ。ぼくも勝手にFREE CAMPとは志というか、目指す方向は近いと思っていて、FREE CAMPが自然やキャンプなどの体験を手段に人を育てる場所だとしたら、僕のBeetle Sports Clubはサッカーや農業などの体験を手段に人を育てているイメージですね。
ゆ:おもしろいですね。仲間が身近にいる感じがして、僕もうれしいです!笑
人が育つ場について
ゆ:20年間サッカースクールを運営する中で、子どもたちの変化で感じることはありますか?
い:やはりスマホの普及による影響力は大きいと思いますね。明らかに会話が減っていますね。『自分の想いを乗せて相手に直接伝える』みたいな機会が減っていることはコミュニケーションを難しくしているような実感がありますね。
ゆ:The DAIGAKU(オルタナティブスクール)や年間プログラムで関わる子を見ても、やはりスマホやゲームを夜中までやってしまい、昼夜が逆転して苦しんでいる子とかもいますもんね。
い:スマホの取り扱いについては自分のスクールに通う子に講習をしたこともあるんですけど、意外とスマホのリスクや扱い方を知っている子は多いんですよね。ただ、分かっていても手放せない子もいて…
ゆ:結局行動を変えるには、頭での理解だけでなくて、体験として理解する、みたいなことがないと、行動は変わらないですもんね。
い:そうなんですよ。スマホの使い方について都度伝えることはできても、その子の日常をどう変えるかって難しいんですよ。
ゆ:すごい共感します!子どもとキャンプしていても、そのキャンプ中に起こった体験と、その子の日常をどうリンクさせて伝えるのか、みたいなところは僕たちにとっても永遠のテーマですね。せっかくなら、僕たちのプログラムの外でもどこへ行っても自由に主体的にあそべる人がたくさん育つといいなと思っているんですけど…
学生スタッフの仕組みについて
い:僕、今日お会いしたら絶対に聞きたかったことの一つに、学生スタッフについても聞きたくて、学生は無給で働いているんですか?
ゆ:そうですね。給料(お金)の代わりに、ここでしか得られない経験や学びを僕たちFREE CAMPが提供することで、お互いWin-Winの関係でいようとしていますね。
い:たしかに、ここでしか得られない経験も多そうだもんね。(インタビューメモを取っていた学生スタッフの方を向いて)これも良い経験だからしているの?
学生スタッフ:そうですね、これもおもしろいな、と思ったので、同席しています。
い:『体験が人を育てる』という考え方は僕も共感していて、僕自身、サッカースクールで中高生に対してどんな体験、どんな場があれば、彼らが育つのか、みたいなことはよく考えるね。
ゆ:高校生にしても、大学生にしても、どの年代にしても『主体性』みたいな部分はすごい大事だと思っていて、同じ体験でもさせられているのか、自ら主体的にやっているのか、で体験価値は圧倒的に違うなと思っています。
い:大学生は自由度が高いからもちろんそうなんだけど、高校生でももっと経験できることってたくさんあると思っていて、先日スポーツクラブのTシャツの作成&販売を、クラブの高校生有志としたんだけど、3ヶ月で数千円のプラスになった。こういった経験は子どもたちに残っているなと感じましたね。
ゆ:自分ごとにしてやってみたことって些細なことでも残りますもんね。
FREE CAMPに期待していること
ゆ:これからのFREE CAMPに期待していることってありますか?
い:今のまま、どんどんやっちゃってください!って感じですね(笑)
ゆ:そう言ってくださり、本当にありがたい限りです…!
い:このスポンサーもつながりを持つために、みたいな目的でやってますよね?
ゆ:そうです!スポンサーにしろ、サポーターにしろ、参加者、主催者以外の形でのつながりを持ちたいと思っていて、そうやってなにかしらの形で繋がり続けてくれる、フォロワーみたいな方々をどんどん巻き込んでいきたいなと思っています。
い:そういうつながりって本当に大事だと思います。リアルのコミュニティってどんどん大事になってくると思っていて、頼り、頼られる関係というか、そういうつながりがたくさんあればいいですよね。僕のBeetle Sports Clubでも中高生だけでなく『大人ビートル』という、いろいろ力を貸してくる人が集まるコミュニティを作ったんですよ。
ゆ:みんなで子育てをしたいし、自己実現のためにみんなの力を借りられたらいい、と思っていて、そういうプラットフォームというか、コミュニティにFREE CAMPがなればいいなと思っています。
い:クラブでキャンプをしたいと思ったら、FREE CAMPに相談したら力を貸してくれたりもするんですか?
ゆ:もちろん力になれます!僕たちの得意分野はがんがん力になるので、逆に今村さんの得意分野はぜひ僕たちにも使わせてください!
い:なにがあるかなー?いちご農園しかないからな~
ゆ:ぜひいちご農園もあそびに行かせてください!The DAIGAKUの子どもたちであそびながらお手伝いしたり、学生スタッフとお手伝いに行ったり、僕自身イチゴが好きなので、興味あります!
い:そんなので良ければいつでもぜひ!来てくれれば来てくれるだけ助かるな~
ゆ:これからも引き続きよろしくお願いします!
いちご農園の話を聞こうと思っていましたが、今村さんは中高生、僕たちFREE CAMPは小学生や大学生がメイン、お互い人を育てる場を作っているからこそ、気がつけば、教育や人が育つ場などの話をずっとしていました!(笑)
今村さんありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!
いまむらいちご農園
福岡県久留米市宮の陣
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Beetle Sports Club
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だからこそ、「結局人が育つってどういうこと?」「何があったら人が育つんだ?」を試行錯誤できる。
その模索は、地域の子どもたちや関わってくれる学生や、大人たちの育ちにつながっていきます。
この試行錯誤と模索を、ぜひ共に楽しんでほしい!
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