REPORT
レポート
ぼくらの時間貸します。|雪遊びレポート&なぜこれを進めるか
雪だ!遊ばねば!
すっかり溶けてしまいましたが、福岡市内でも積雪が!
これは、子どもたち、さぞかしテンション上がってるだろうなぁ。
何と言っても数年に一度の福岡市内で雪遊びをするチャンス!
このなぜかテンションが上がる「雪が積もる」という不思議な自然現象をリアルに体感しておいて欲しい。
雪ってどれくらい冷たい?
雪降る中で何時間くらい遊んだら寒い?
雪だるまにしたら、どれくらい重くなるの?
雪玉に当たったら痛い?
・・・
いろんなことを体験から知るチャンス。
しかも、昨シーズンの暖冬のように、
温暖化や気候変動によって、雪遊びができるチャンスはもっと減っていくかもしれない。
「子どもの頃は家の近くでも雪遊びしたよね〜!」という原体験は、
これから生きていく上で無視できない環境のこと・気候変動のことを考える上でも、
ぜひしておいて欲しい。
そこで、
ぼくらの時間と働き、貸します。
雪遊び付き合って欲しい!させてやってほしい!というご要望ありませんかー?
と呼びかけ、ご依頼いただいた子たちと遊んできました!
まさに、数年に1度の限定企画。大濠公園で雪遊び。
午後からは別会場でも別のご兄弟のオーダー。
午前中は寒くてイヤになるまで。
午後は90分ひたすら雪合戦をしてあそびました。
ご利用いただき、ありがとうございました!
便利なポジションとして使ってほしい。
個別的なニーズに対応します!
今回のような今しかない!ような企画も、
「ぼくらの時間と働き、貸します。」を使っていただければ対応できます!
他にも、例えば、
自転車に乗れるように練習してほしい…
縄跳びが苦手なんだけど…
兄弟で兄ちゃんをいつも我慢させてしまってて…
などなど。
個別的なニーズ、お応えしますよ!
親でも先生でもない、ななめの関係。
親でもない、先生でもない。
かといって、同世代の友だちってわけでもない…
ちょうど、近所のお兄ちゃん的な立ち位置。
親が言っても、
「どうにかしてくれる」と甘えられてしまったり、
反発して聞いてもらえないことも、
僕らとだったら、
「やってみー!」と待てるし、
少し離れられるし、
「まあ、れおが言うなら」と聞いてもらえる。
そのポジションに入ることができるから、やれることがあります!
こんな活動も生まれています。
家庭教師的なもの
親としては、「勉強しなさい!」ってガミガミ言いたくないですよね…。
させられてするよりも、したい!と思ってする方が学習効率がいいのはわかってる…
でも、勉強で「劣等生」の烙印を押されてわが子の将来の選択肢を狭められたくない。
そこで、いつもアースレンジャーで遊んでる僕らが、毎週決まった時間に勉強教えますよ。
という活動が生まれています。
「これまでだったら算数のテスト、空欄が多かったけど、今回のテストは全部答え埋めてました!」
「なんか自信ついてるみたいです。」
今のところ好評いただいています!
公園で遊ぶ!個別のアースレンジャー
放課後のこの時間に、公園での遊びに付き合ってほしい!
というご依頼。
〇〇の練習を!
自転車や逆上がり、縄跳びなど。
スキーを教えるときと同じように、
楽しみながら教えられることが強みです!
【子育てパパ&ママ必見?!】スキーレッスンはこうやって進めます。
なぜ、これを進めるのか?
目指しているのは、
専門的なスキルを持ちながら、
近くの親戚の兄ちゃん・姉ちゃんみたいな存在になること。
ぼくらの活動に近しい2つのもの
①ボーイスカウトや子供会のようなボランタリーな活動
②学習塾のような教育産業
その2つの「良いとこ取り」をしたいと考えています。
①ボーイスカウトや子供会のようなボランタリーな活動
良いところ
・やさしさ&思いやりがベース
・助け合い、お互いさまな感じ
・そこのコミュニティメンバーが協力して課題に取り組む空気感
・すぐに結果が見えないけど大事だと思う活動ができる限界があるところ
・仕事じゃないので片手間になる(専念できない)
・責任の所在が曖昧(押し付け合いになる)
・ゴール(想いや得たいこと)の共有がうまくいかないと一気に崩れる
・運営側の経済的な持続性が低い
②学習塾のような教育産業
良いところ
・責任の所在が明確(はっきりしてる)
・経済的な持続性が高い
・プロとして提供でき、プロのサービスを受けられる限界があるところ
・経済的な合理性が優位
・助け合い、お互いさまな感じは生まれづらい
・協力して課題解決の関係は生まれづらい(提供者と消費者の関係)
・結果として見せる必要が出てくる
良いとこ取りすると…
やさしさや思いやりがベースにあって、
お互いさまだよねって助け合いながら、
保護者や地域と協力して課題に取り組み、
すぐに結果が出ないけど大事って思う活動を続ける。
かつ、
責任の所在は僕らの団体とはっきり自覚し、
経済的にも持続可能な形をとり、
プロとしてプログラムを提供していく。
これを目指します。
わかってる「限界」から逃れる道へ。
ありがたいことに、
アースレンジャーに毎月100名ほど参加をいただき、
夏休みや冬休みのプログラムにもたくさんご参加をいただいています。
収益の確保や、仕事とすることを諦めれば、
「①ボーイスカウトや子供会のようなボランタリーな活動」
とすることはできます。
例えば、私立学校や学習塾を運営れているような企業向けに
提供を広げたり、青少年施設の運営などの行政との連携など
収益性を高め「②学習塾のような教育産業」に近づくことも可能です。
しかし、それでは、
それぞれの限界が見えていると思っています。
①でも②でもない方向
①ボーイスカウトや子供会のようなボランタリーな活動
②学習塾のような教育産業
良いとこ取りするためには、どちらでもない方向に進む必要があります。
その方向が、
専門的なスキルを持ちながら、
近くの親戚の兄ちゃん・姉ちゃんみたいな存在になること。
専門的なスキルは、常に学び続け実践をし続けるしかないです。
近くの親戚の兄ちゃん・姉ちゃんみたいな存在になるためには、
これまでと違う試みをやってみる必要があります。
それは、
月1回や夏休みだけの「キャンプ屋さん」から、
月に何度も利用するもっと生活に近い便利な存在になること。
「れおたちいくれてよかったわー、ありがとう!」
ってもっと言ってもらえるような働きをすること。
個別のニーズ、潜在的にあるけど見過ごされているニーズに応えること。
その試みの1つが「ぼくらの時間と働き、貸します。」です。
結局、おもしろい大人でありたい。
方法はまだまだ試行錯誤中ですが、
おもしろい人が集まってる・やってることがおもしろい。
という価値を目指しています。
まずは自分が、おもしろい大人であることを目指します。
Free campとして独立して2期目、2021年もwithコロナ続きそうですが、顔晴っていきます!
よろしくお願いします。
福岡校マネージャー
(株)FREE CAMP代表
野田隆太 れお
関連プログラムなど