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無人島イカダ脱出|スタッフ研修レポート

無人島イカダ脱出計画

普段アースレンジャーやキャンプ・スキーで、
お子さんと関わるスタッフは、毎週金曜に定期研修を実施しています。

また、定期研修の他に、年に数回の宿泊のアウトドア研修を実施しています。

秋の分のアウトドア研修は、
毎年100km歩いたり、
全員のこれまでとこれからのことを「ひたすら聴く」会をしたり。

「体験から学ぶこと」って何?
を体験から学ぶ機会を作っています。

そして今年は、

無人島に行ってイカダを作って脱出しよう。

冬の無人島キャンプの下見にもなるし、
アウトドアスキルも上がるし、
何より、グループの中での気づきや葛藤が起きそう。

安全に上陸して野営できる人数の関係で、
2日程に分けて、全員参加。10月末と11月末に実施しました。

さあ、上陸。
桟橋などもないので、上陸から足元は濡れます。

 

陽が沈むまでに、材料を集めて、
イカダ作り。

知ってるロープワークを駆使して…・
浮力と重さ、水の抵抗は?

うまく風を受けたらいいのでは?!

知恵と知識とスキルを結晶させて、イカダを作ります。

イカダ作りとともに、今夜のビバーク(野宿)の準備も進めます。

寒くなく、かつ雨が降っても大丈夫で、快適な寝床を。

 

こちらは、食糧を探しに。

 

そうこうしているうちに日が暮れます。

 

焚き火も限られた道具で火を起こし、キープします。

 

 

そして、翌日の脱出チャレンジ。

 

まずは試作。他のグループも見守ります。
当然、落ちたら寒い…

きれいに落水した人たち。

 

 

約500m先の対岸まで!
風と水の抵抗で全然進まない…

失敗して戻ってきて、改良して再チャレンジ。
寒さやうまく行かないストレスにどう向き合うか、自分が試されます…。

 

苦労しながらも、無事にゴール!

 

 

主体的な学びの場

子どもたちと同様、僕を含めスタッフにとっても、

・やってみることができる(失敗できる)
・仲間がいる

「主体的な学びの場」として存在していたいと思っています。

 

 

報酬は学び。

さらに、学生スタッフの仕組みとしては、
「報酬は学び」としています。

あえて給与は発生させず、
講座やツアーとしての代金も発生させず。

お金を介在しないことで、
お互いに、
「楽しさ」が継続的かどうか、
「学び」があるかどうか、貪欲であれるはず。

と考えています。

 

お金のために働く時代はもう終わる。
と言われつつ、
お金がないと暮らしていけない社会。

報酬は学びという

学生スタッフのこの仕組み、
まだまだ改良していく余地はたくさんありますが、
これからの働き方のヒントでもあるのでは?!と思っています。

ぜひ、その辺りもぜひおもしろがって、
関わってもらえたらと思います。

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