REPORT
レポート
2024サマーキャンプ レポート
たくさんのご参加ありがとうございました!
各キャンプ
・はじめてのサマーキャンプ 山&川report
・はじめてのサマーキャンプ 海report
・ひみつきちキャンプreport
・ウォーターバトルキャンプreport
・カブトムシ&生き物キャンプreport
・SUP&ナイトビーチ探検キャンプreport
・スペシャル合宿1weekキャンプreport
・屋久島トレッキング&シュノーケルキャンプreport
保護者アンケート
7月、8月に保護者アンケートを実施しました。(回答数104件)
ご回答ありがとうございました。
一部抜粋して紹介いたします。
くわしく
はじめてのサマーキャンプ山&川
「自分たちのことは自分で」
というメッセージを最初に伝えてスタートしました。
それぞれでペースは違うものの、
自分たちで着替えて、ご飯を作って、寝る準備して、片付けをして…
夜寝るときに家を思い出しシクシクしてしまう子や、
「お父さんお母さんに会いたい」と漏らす子もいましたが、
翌日はケロッと元気に遊んでいました。
家に帰ってふとしたときの、自信や達成感、家への安心感などを
お子さんと共に感じていただけると嬉しいです。
はじめてのサマーキャンプ海
暑い中、生きもの探し、泳いでみる、SUP、夕日を眺めながらお話、料理、、、
とたくさん遊んだ2日間でした。
最初こそ緊張感はありましたが、
遊んでいるうちに「一緒に〇〇しよう!」と話している子どもたちも増えていました。
また、「自分のことは自分でする」ことも子供たちなりに頑張っていました。
ドキドキワクワクの2日間がまた次の楽しみに繋がっていくと嬉しいなと思います!
ひみつきちキャンプ
3日間、班で遊ぶ時間が多くありましたが、
ひみつきち作り、川遊び、料理などやりたいことを出し合いながら遊びました。
ひみつきちではアイディアを出し合いながら2日かけて作ってみると、
6班全て違うコンセプトと見た目になり、満足そうに紹介していました。
また「自分も周りも気持ちよく過ごそう」と伝えてスタートしました。
一緒に生活、遊ぶ中でうまくいかないことはあるからこそ、
どうしたらみんなが気持ちよくできるのか考えるきっかけとなっていたら嬉しいなと思っています。
ウォーターバトルキャンプ
ウォーターバトルがメインの3日間でしたが、
ウォーターバトル以外にも、秘密基地、山に探検に入る、川遊び、カナヘビを愛でる、裏方スタッフを手伝うなど、遊びを自由に選びとっていました。
ウォーターバトルは、とにかく水を掛け合う初日。
2日目はルールを作って発展させたい子、まだまだとにかく水かけで楽しい子…
いろいろ噛み合わず「超絶おもんなかった(小3男子談)」とのこと。
そのモヤモヤを経て3日目は、
参加するメンバーみんなが楽しめるちょうどいいルールが発見され、盛り上がっていました。
自分が面白いと思うものを探して選びとっていくこと、
面白くするために変えていくことがたくさん起きた3日間でした。
カブトムシ&生き物キャンプ
自然農法の田んぼフィールドで、
水中昆虫、トンボやカナヘビ、カブトムシにクワガタムシ、そしてバナナトラップ作り
と生き物三昧のキャンプとなりました。
最終日には日没の20時と日出の5時に合わせて探検へ。
外敵から逃れるために身を隠すカブトムシとの本気勝負。
もちろん全員が全員採取できるほど甘くなく思い通りにはいかない、
これこそ自然であそぶ面白さだと感じました。
また、小学1年生から中学1年生という幅広い年齢層のメンバーだったので、「自分も・周りも気持ちよく」
をテーマに、対話を通して調整を重ねました。
はじめましての人と仲が深まる嬉しさもあれば、
気持ちのすれ違いや衝突によって悲しい気持ちになることも。
頭も心も体もいっぱい使って、自然との繋がり、人との繋がりを感じる3日間となりました。
SUP&ナイトビーチ探検キャンプ
この3日間は
「やってみたいを大切にしよう」
と伝えてスタートしました。
2日目のSUPでの島一周では風に流されたり、
思った方向に漕げなくてみんな苦戦。
そんなストレスもありながら、
「コツを掴んできたかも!」「一緒に声かけて漕いでみよう!」
と工夫しながら遊び、全員が一周クリアすることができました。
やってみたいことが失敗しても、できなくても、
うまくいかなくてもOK。
このキャンプでの体験が次の挑戦へのきっかけになれば嬉しいです!
スペシャル合宿1weekキャンプ
朝昼晩、全体のサークルで
「困っていることあるー?」「今からなにするー?」
と各個人に問いかけながら進んだキャンプでした。
あそびの部分はもちろん自由にあそんでいるのですが、
特に子ども同士関係性の部分が7日間を通じて大きく進んでおり、
トラブルが起こったときに子どもだけで集まって話し合って調整している場面もしばしば見られました。
関係性が近づけば、ぶつかる場面も多くなるのですが、
「お互い気持ちよくいられるように、まずは自分が感じたことをどんどん伝えよう」
と子どもたちには伝えています。
上手く調整できたことも、上手く調整できなかったことも、
すべて体験として持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
屋久島トレッキング&シュノーケルキャンプ
海、山、森、生き物、雨、風、星空、
などなど屋久島の自然を全力で感じた5日間でした。
このキャンプはフリーキャンプ(やることを事前に決めずにその場で話し合って決める)で実施しています。
『主体的にあそびを選び取ったからこそ起こる体験』
は価値があると思っており、
「行くつもりなかったけど、誘われて行ってみたらすごい良かった」という声などは、
まさに自分で選び取ってやってみたからこそ生まれた声だと思います。
また、5日間一緒に過ごすからこその衝突や、
一体感、居場所感、などもかなり濃くでたキャンプになっており、
毎日の全体サークルでは1時間を超えて話が盛り上がることも。
「このメンバーでまたキャンプしたいな」
という声が生まれるほど一緒に過ごす仲間にも目が向いたキャンプだったと思います。
保護者アンケート
7月、8月に保護者アンケートを実施しました。
ご回答ありがとうございました。一部抜粋して紹介いたします。
せっかくなので、いただいたメッセージに対する回答も添えます。
(回答:FREE CAMP代表野田れお)
夏のキャンプではお世話になりました。 2泊3日で普段できない体験をたくさんして少し逞しくなって帰ってきたように思います。
本人も楽しかったようで帰ってきてたくさん話をしてくれました。 同行スタッフの皆様ありがとうございました。
今回はじめての宿泊キャンプだったので去年の様子や持ち物などYouTubeも見ましたがパンフレットだけでは分からない点もあったので、オンラインで説明会などがあるとより分かりやすかったかなと思いました。
ご参加ありがとうございました。
来夏はオンラインを含め保護者説明会の実施を検討します!
僕らとしても活動の様子や、どんな体験を起こしたいと考えているかなど、
事前に保護者の方と共有しておけるとありがたいです。
喧嘩や諍いも、夏の海の美しさも含めておそらく言葉にできない思い出ができたのだと想像した。
何かの方向へ導くのではなくて、子どもたち同士をコミュニティとして回すスタッフの方々に感謝します。
ご参加ありがとうございました。
長いキャンプになればなるほど、仲良くなればなるほど、すれ違いや想いが噛み合わなくて喧嘩もあります。
我慢したらいいってわけでもなく、わがまま放題自分の思う通りになるわけでもなく…
自分も周りも「いい感じ」でいられるように調整が必要になる。
この調整が必然的に必要になるのもキャンプの良さだと思います。
楽しさとともに、葛藤もその人が成長していく上で重要。大事にしていきたいです。
ごはんが足りなかったと言っていたので、
熱中症対策も含めて、食事の充実をお願いしたいです。
食事に関するご要望は他にも1件ありました。
ご要望ありがとうございます。改善します!
野外での食材保管と調理ですので、限界や制限はありますが、
「食べる」ことは重要なこと。
栄養面、衛生面、アレルギー対応をしながら、
できれば旬なものをおいしく食べられるよう改善していきます!
学校だけではなく、人生って楽しいと感じる経験をしてほしいと思い
フリーキャンプに申し込みさせていただきました。
小さい頃から運動が苦手でかなり受け身な性格ですが、キャンプ後はキャンプについて楽しそうに話してくれました。
キャンプについては猛暑の時期で心配でしたが、都度写真を見ることができたので安心できました。いろいろな経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
ご参加ありがとうございました。
「遊び」に上手いも下手も、得意も苦手もなく。
思ったように身体を動かす、表現したことが受け取ってもらえるって、
きっと本質的に楽しいことなんでしょうね!
今年は例年よりもさらに暑かったですね。
環境省提供の暑さ指数(WBGT)をチェックしながら活動していますが、
それによるとほぼ毎日「警戒アラート」レベル。
室内のエアコンが効いたところで過ごしましょう。とのこと。
それだけ危険な状況…
水辺の活動の時間にしたり、昼寝タイムにしたり、
冷房の効いた室内での時間を作ったり、
対策をしながら進めていますが、
もう数年で夏休みにキャンプするなんて無理ってなるかもしれませんね。
一方で、この子たちが大人になる頃には、もっと暑くなる?
ならば最も涼しい(ましな)今、エアコンつけて室内に閉じこもってる場合なのか?
とかも思ってしまいます…
他にもアンケートのご回答ありがとうございました。
体験がお子さんの育ちに重要なこと、
特に自然を相手にした主体的で自由な体験がその人の育ちに関わっていくこと。
活動を通して、実感しています。
暑さ以外にも、水辺のリスク、ナイフや火のリスク…
野外での活動はリスクが伴うからこそ、しっかりと準備をして、いいプログラムを作っていきたいと思っています!
引き続き、よろしくお願いします。
FREE CAMP代表 野田隆太|れお