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安全対策について|参加する前に知って欲しいこと

FREE CAMPの安全対策について

「危なくないのですか?」

「テントで寝るのは、暑くないですか?」
不安は尽きませんよね…

ここでは、そんな「安全対策(リスクマネジメント)」について、
考え方と具体的な施策を説明します。
ぜひ、納得した上でご参加ください。

 

リスクマネジメントの考え方

リスクはある!

ゼロリスク=何もしないこと。
家でゲームやってる時よりも、川遊び、火遊びなどしているときの方がリスクは高い。
野外で活動している以上、必ずリスクは存在します。

冒頭の「安全ですか?危なくないですか?」の回答は、
「安全じゃないです。リスクはあります!」となります。

 

リスクがあるから学びがある(価値がある)

リスクがあるから自ら考えて回避しようとするし、どうやったら安全で楽しくできるか考える。
失敗したらどうしようーと、ワクワクするし、それを乗り越えた時に達成感を感じる。

すべてのリスクを排除するのではなく、
存在するリスクをどうコントロール下に置くか、
体験できるリスクにマネジメントするか。

が重要と考えています。

 

FREE CAMPの安全対策

上記の通り、リスクは必ず存在する。のですが、
ただ、無防備に活動をしている訳ではなく、
体験できるリスクにマネジメントする上で、いくつもの安全対策を実施しています。

装備

プログラムに応じて、装備の部分でできる安全対策はしています。
具体的には、ライフジャケット、ヘルメット、レスキュー用の浮きなどの備品はこちらで準備しています。
肌の露出を抑えるラッシュガード、やけどを防ぐ軍手、長袖長ズボンなど、子どもの格好は各家庭に準備をお願いしています。
装備の部分から安全対策を実施しています。

事前準備

活動スタッフでプログラム前にできる準備として、下見と事前ミーティングを実施しています。

下見では、実際に活動する場所のリスクの確認や、
いざというときの導線の確認、起こりうる怪我や事故の対処の確認を行い、

事前ミーティングでは、当日のスタッフ間でプログラムのタイムスケジュールや活動内容、
子どもの年齢から想定されるリスクをより具体的に確認しています。

実施中は、雨雲レーダーの確認やゲリラ豪雨や雷雨アラーム、熱中症指数の確認など、アプリや通知にて得られる情報を随時チェックしながら運営しています。
また、活動フィールドには、悪天候時に待避できる屋根のある施設を確保しています。

知識スキル

活動するにあたって、知識やスキルがないと、
予測や予防ができませんし、対処もできないので、
知識、スキルを伝える場もスタッフトレーニングの一貫で行っています。

上記にあるようなリスクマネジメント研修キャンプの実施や、
月に3回行われている学生スタッフ研修でも、
安全を守りながら活動するために必要な内容でスタッフ研修を行っています。

学生スタッフはMFAチャイルドケアプラスという都市救急の応急手当の資格取得を推奨しており、2025年7月現在全体の5割を超えるスタッフが資格を取得しています。

毎回のプログラム後にヒヤリハット事例を回収し、怪我や事故を予測・予防するトレーニングに活かしています。

また、FREE CAMPの社員はそれに加えて
WFAという野外救急の資格取得や、
・スノーケリング講習
・アウトドアガイドのリスク講習への参加

FREE CAMPとしても
国際自然大学校のアライアンス、日本アウトドアネットワークに所属し、事故事例や対策の情報交換を行うなど、知識スキルの部分でできる安全対策は積極的に実施しています。

運営体制

当日の運営体制でも、安全対策を実施しています。
グループ担当制(班担当制)を導入しており、
当日は参加者5〜8人にスタッフ1〜2人がついて、活動するようにしています。

また、グループを担当するスタッフ以外にも浮いて全体を見渡せるスタッフも配置しており、
グループを担当するスタッフと、全体を担当するスタッフのダブルチェックでできるような体制で、プログラムを実施しています。

なお、当日担当するスタッフは、FREE CAMP所属の学生スタッフ、社会人スタッフおよびFREE CAMP社員です。安全に関するトレーニングを受けているのはもちろん、毎週のように顔を合わせて、週末のプログラムを共にしているメンバーです。

仕組み整備

参加者、スタッフ全員、活動中の事故や怪我に対応できる保険に加入しています。
また安全管理マニュアルを整備し、FREE CAMPとして安全にプログラムを実施する上でどのような動きが求められるのか、どのような考えで活動しているのか、スタッフ間での徹底をはかっています。

まとめ

「安全ですか?危険はありませんか?」
→安全じゃないです。危険はあります!

危険(リスク)があるから、本物の体験であり、学びがあります。
そのリスクを「体験できるものにコントロール」しています。

コントロールするために、万全の準備をしています。
10年以上の実績と経験値、仕組みも整えています。

ただし、リスクはある以上、
保護者である皆さんが納得して送り出すことが重要です。

安全対策やリスクマネジメントの考え方に納得した上で、子どもをお預けください。
不安がある場合や「何となく」嫌な感じがするな〜
「うちの子や、私には合ってないかも。」
と思われた場合は、キャンセルをご検討ください。

よろしくお願い申し上げます。

持ち物などの詳細▼
参加要項

 

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