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出世払い2025

参加費を免除します。将来、出世したら払うこと。

出世の定義はあえて決めません。

  1. 出世したなと思ったら、支払ってください。
  2. お金じゃなくても、役に立ちそうだと思う方法で良いです。
  3. FREE CAMPがその時なかったら応援できるところへ。

もし、家の経済事情に遠慮してるなら、
親のお金のために自分が我慢する必要はない。
いつか自分で払えばいいんだから。

もし、家の経済事情なんて気にもしたことないなら、
そろそろ自分で払ってみたらどう?今じゃなくてもいい、いつか自分で払えばいいから。

そんな意図のある制度です。

より多くの方がサポーターになっていただくことで、この制度はかなり運用しやすくなります。ぜひご協力ください!

サポーターになる

2025年度

対象者1年以上活動に参加したことのある中学生
氏名や出世払いへの想いなどHP等で公開OKな方
対象
プログラム
The DAIGAKU
サマーキャンプ
冬プログラム
免除内容参加費の90%
上限:5万円/回、一人20万円/年
成立まで1.プログラム予約時に申し出
※各プログラムに予算を設定しており、ある程度、先着順となります。
2.受付フォームのご案内
希望理由・そのプログラムでやりたいこと期待していること
(200文字以上)
3.審査&結果連絡
4.参加(出世払い)
5.レポートフォームの提出
プログラム期待していたことに対してどうだったか
(200文字以上)
審査基準想いが伝わるかどうか
出世払い制度に対しての理解度

2024年度

実績:年間220万円分(5名)
レポート一部抜粋

出世払いしたプログラム:The DAIGAKU
The DAIGAKUに通い始めた当初は、「学校に登校しなくても来られる場所」「遊べる場所」として利用していました。最初は特別な目標があったわけではなく、ただその時の自分が過ごせる環境として利用していたと思います。
しかし、出世払い制度を活用しようと決めたあたりから、「いろいろなことにチャレンジして、今よりできることが増えたら嬉しい」という気持ちが強くなっていきました。
しかし実際に取り組んでみると、思ったより自分の体力や気力がついていかず、全力で挑戦しきれないこともありましたが、それでもThe DAIGAKUがさまざまなチャレンジの機会を用意してくださったおかげで、自分のペースで何度も新しいことにチャレンジすることができました。うまくいかなかった時には、「なぜ思う存分チャレンジできなかったか」を考える時間も当然増えていき、を考える時間も次第に増えていき、それを次に活かすこともでき始めていたと思います。
結果として、チャレンジする力も、続ける力も少しずつ身につき、当初期待していた以上に自分にできることが増えたと実感でき、今はちょっとした自信になっています。
出世払いしたプログラム:The DAIGAKU
去年は1、2学期の事をよく覚えててやっぱりアウトドアプロジェクトとかが
一番濃い記憶になってます。特に坊がつるを登った時です。
なんでかと言うと立花山とかは木ばっかりだけど坊がつるは、木がほぼ無くて絶景が広がってて最高だったの覚えてる。
キャンプ場ついた時の達成感はすごかった。あとその後のキャンプ飯が最高に美味かったし、風呂が気持ちよかった。めちゃくちゃ疲れが取れた。
圧倒的にチャレンジする回数が増えたし自信がついたそこが成長ポイントかな。The DAIGAKU行ったおかげで中学校も行けてるし。
中学校行くっていう挑戦もしたし。中学校も最近は楽しく行ってるし。
ここも成長ポイントやな。三学期のスキーのことも覚えてる。
一番高いとこを滑るってなったから行ったけど急すぎ結構怖かったけど滑れました。

2023年度

実績:年間222万円分(7名)

お金のために、が多すぎない?

お金のために、諦めたり、頑張ったり…
(まあ頑張れるのはいいとしても)

お金のために、が多すぎない?

別に資本主義や市場経済を否定するつもりは全くない。
それらの良さもたくさんある。
「自分で選ぶことができる自由」にも深く繋がっているように感じる。

お金があったら、
「自分で選ぶことができる自由」
が、より多くある。これはたぶん事実。

でも、
お金をよりたくさん得るために
「自分で選ぶことができる自由」
がなくなってる現象もある。

例えば、
働き方はゆるやかにしたいけどもっと長時間働かねば…
仕事辞めたいけど辞められない…
四六時中ケータイをチェックしないといけない…
などなど。
これでは、逆に不自由。

お金がなくても豊かな暮らしはありうるし、お金があっても豊かじゃない暮らしもあり得る。

お金がなくても豊かな暮らし。

つまり、豊かさ(少なくとも僕の思う豊かさ)と、
お金があるは、イコールじゃない。

お金がなくても、
もっと詳しく言うと、
・お金のために って不自由にならなくても、
・お金で買えなくてちょっと不便でも、
豊かな暮らしをしたい。

むしろ、
お金のために、って考えなくていいからこその、
「自分で選ぶことができる自由」を
ちゃんと謳歌できるような人でありたい。

お金は大して持ってないけど、自由。
お金を大して考えてないから、自由。
そんな感じでありたい。

お金から自由であろう。

(が、現実難しい。ということは置いておいて…)
(ここからが本題!)

自分は、そう思うならやったらいい。
子どもは?

自分はそのために意思をもって行動・調整できる。
どう働くか、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。

けど、子どもたちはそうも行かない。
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。

まだ、自分の意思を持って行動・調整できる権利を得ていない。
十分考えられるくらいに成長していたら、
それはかわいそうだ。

中学生高校生だって、
どう働くか、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
くらい、自分で考えたらいいのでは?

もちろん、まだ生きてる年数が少ない分、情報も少ないから未熟かもしれないが、練習くらいはして良くない?

保護者にお金を払ってもらう
以外の選択肢

保護者の経済的な事情によって、
どう遊ぶか、どう学ぶか。
どこで何するか。
が決まってしまっているのは、
やっぱりかわいそうというか不公平というか…

保護者に「お金を払ってもらう」こと自体からちょっと抜け出す方法があったらいいのに。

そうなると、
バイトするしかないかーー

じゃなくて、何かないかな。
で、思いついたのが「出世払い」制度。

FREE CAMPに参加する中学生たちには、
ぜひ、保護者に「お金を払ってもらう」ことを脱却してみて欲しい。

もし、家の経済事情に遠慮してるなら、
親のお金のために自分が我慢する必要はない。
いつか自分で払えばいいんだから。

もし、家の経済事情なんて気にもしたことないなら、
そろそろ自分で払ってみたらどう?今じゃなくてもいい、いつか自分で払えばいいから。

そんな意図のある制度です。

中学生へ

僕らはこれまで通り、一生懸命価値を提供します。
時間も、頭も、体力も、一生懸命使います。

決して、タダじゃないよ。
でも、お金としてすぐに支払わなくてもいい。
いつか出世したら払ってください。

FREE CAMPのプログラムも他のいろんなものと同じように、一生懸命価値を提供する代わりに、対価としてお金をいただいている。
それを親に払ってもらうんじゃなくて、将来の自分で払った方が自由じゃない?っていう提案です。

この前提を理解して応募してね。
決して、タダじゃない。
けど、今じゃなくていい。

保護者さんへ

もしかしたら、本人のニーズは、
「いや、とうちゃんとかあちゃんが払ってくれよ」かもしれません。
だとしたら、

❶ 払ってあげてください。笑
もしくは、
❷「払ってやらん。」と突っぱねてください。

僕らとしては、❷からの「自分で払ってでも行く!」くらいの意気込みで参加してくれるのが一番嬉しいです。

が、❶であっても、親の私たちが払ってでも行かせたい。と思っていただいたわけなので、

これまで通り一生懸命やらせていただきます!

最後に

経済的にラクではない。
という事情へのピンポイントの救済措置ではないです。

経済格差がそのまま教育格差や体験格差につながっていることはまずいと考えています。

でも、じゃあ僕らの活動を何らかの所得審査などを通して、無料で提供したらいいいのか。っていうとそんな単純でもない気がしていて…

こちらは一生懸命、価値を提供する。
その分の対価を払っていただく。
この原則を崩さずにやってみよう。
という試みです。

ご理解とご協力をお願いします!

サポーターになる

出世払いシステム

2023年3月スタート

FREE CAMPのミッションは、
自分の人生を、自分で生きていける人を育てること。

自然の中での主体的な体験に、
そのための「学び要素」がたくさんある。と気づき、
遊びこそ、学び。として、
遊び(と学びと働く)場を作っています。

私たちについて

「サポーター制度」

サポーター制度

月1100円から、僕らの活動を金銭的に
応援してもらえる制度です。

「スポンサー制度」

スタッフユニフォームやキャンプネーミングライツなど

スポンサー制度

ついでにこちらも…

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