新しい学校のカタチを|オルタナティブスクール

2021年度に入り、
FREE CAMPとして新しい「学校」の設立・運営に参画しています。
2022年3月を持って、運営参画を終了しました!
同時に2022年4月より、The DAIGAKUをスタートさせます。

公立小学校でもない、私立小学校でもない、
オルタナティブスクールです。
さくらんぼ先生のひみつ基地
HP:https://itoshima-school.com
場所は糸島・深江。
5月GW前に開講し、小2から中2まで現在8名の子が通っています。
この学校のゴール(れお解釈)
真由美さん(校長)が掲げるこの学校のゴールは、
「ビジネスを作り出せる人になること。」
お、(ビジネスですか…)
と思うかもしれませんが、
要するに、
・自分がやりたいこと・好きなことと
・社会が必要としていること
をうまく両立できるチカラさえあれば、
この先どんな社会になろうと、
その子らしく、幸せに生きていくことができる。
さらに言えば、
そのチカラって今の学校に行かなくたって、もっと違うアプローチで学び、育てることができる。
だから、
「ビジネスを作り出せる」くらい、
・自分がどうやって生きていきたいのか、
・自分がどうやって仕事していきたいのか、
理解していて、
そのために、
どうやって社会と関わっていけばいいのか
考えることができる。
そういう人を育てることがゴールです。
校長のこと
校長でありこの学校の設立者は、
まゆみさん(草野真由美さん)

さくらんぼ先生のひみつ基地HPより
中洲のクラブ経営者であり、母であり、マミーハウスという夜間保育園も運営されています。自らは中卒で働き、40代になって通信高校を卒業し、大学で学び、保育士免許を取得した経歴もあります。
「発達障害」「ゲーム障害」と言われる息子さんとの子育て経験の中で、
・親である自分が育てられたこと
・学校教育に馴染めなくても、認めて育み、体験を重ねていけば、きちんと育つこと
そのことを実感として掴み、自身の子育てが終わった今、かつての自分たち親子が必要とした場を作ろうとされています。
スタッフチーム
おもろい大人がチームを組んで取り組んでいます。
FREE CAMPからは、ぼく(野田れお)とキャプテン(染谷)が関わっています。
体験から学びを作るプロとして、曜日ごとに担当を持つ関わり方をしています。また、新しい学校・学び方のカタチをつくることに、試行錯誤しています。
僕ら以外にも、
THE JUKU という放課後のあそびスクールを仕掛けている【ふみさん】
(あたたかい、いや熱すぎるエネルギー・2児のパパ)
糸島でラジオのパーソナリティ,ヨガ,ボイストレーナーなどをやっている【スンミさん】
(スンミもむちゃくちゃ温かい…1児のママ)
元特別支援の先生で発達障害の専門家の【かおりんさん】
運動学の専門家でメンタルトレーナーの【よっしーさん】
他にもIT分野のプロフェッショナルや、新しいカタチの学びのカリキュラムデザインをするスタッフなど。
多彩な講師陣も魅力のひとつ。
カリキュラムの大枠
カリキュラムの大枠は、
モンテッソーリ教育×フレームレス教育
モンテッソーリ教育は、
将棋の藤井聡太さんやAMAZONのジェフベゾス・マイクロソフトのビルゲイツなども受けていたことで有名な教育。
簡単に言うと(これもれお解釈。詳しくはこちら)
・人は、勝手に育つ(自己教育力)
>>きっとお子さんも勝手にハイハイしてつかまり立ちし始めましたよね?それと同じで、発達のスピードや段階はあれど、子どもたちは勝手に自分で成長していくもの。という考え方
・必要なのは、いい感じの(過不足ない)「環境」を用意すること
>>「育ち」を応援するために周りの大人ができることは、環境を整えることだけ。ということ。
フレームレス教育は、
・やりたい!がスタート
・やらなくてはダメではなく「やらせてあげたいこと」を提供する
という前提の中で、
時間割というフレームを無くしてプログラムを進める教育。
カリキュラムの柱
カリキュラムの柱は、
アクションカリキュラム
海遊び、SUP、コマ、掃除、昼食作り、などすべての体験。
遊び→学び
この流れや仕組みは、アースレンジャー同様です。
子どもたちが「やりたい」で始まったすべての活動は「学び」につながっています。
遊びや日常の体験を学びにつなげていくことが、学びの中心。

例えば、
ここ1ヶ月は【博多コマ】にハマってます。
回せるようになったら、ぶつけて、
手乗せして上から落として、どちらが長く回せるか闘います。
職人さんが1つ1つ手作業で作っているコマは、芯の部分は自分で削って仕上げる仕様。
丸い方が摩擦がある?ない?長さは?
丁寧に削っていく手先の器用さも。
回転数を上げるには?投げる高さや向きは?
上達を目指す過程で、
- 物理学も、
- 運動学も、
- 手先の緻密さも、
- ライバルとの争いの楽しさも、
- 昨日の自分を超えていく歓びも。
そして、この先きっと、
- コマ職人の伝統技術に興味を持つ子も、
- 個体によって重さが違うのはなぜ?から木材や林業につながる子も。
自分たちでルールを決めていく「掃除」についてや、「昼食の準備や片付け」についても、同じように、体験からの「学び」があります。
とは言え…知識・学力は?
「生きた学び」に溢れていますが、
「知識・技能」としてある意味「収穫物」として回収できるまでには、タイムラグがあります。
学校で一斉に教科書に従って教えてもらった方が、知識を得るには効率がいいのも事実。
でもこれからは、
知識は後からどうにでもなる時代。
Google検索すればだいたいの知識は出てきます。
基礎学力も「スタディサプリ」のようなオンライン学習で一流教師から学んでいけます。しかも、それらはAI学習によって自分に合った教材を提供してくれます。
知識や技能の「学び方」を学ぶために、
・ITカリキュラム
・英会話カリキュラム
も入ってきます。
どちらにしても必要なのは、
「知識」ではなく「生きた体験」です。
これは、間違いない。
とは言え、
本当に知識は後回しでOKか…
必要なのは、「知識」ではなく、「生きた体験」です。これは、間違いない。
とか言っておきながら…苦笑
いつかどこかで(あるいは並行して)少なくても小学校卒業までくらいの教科学習は必要ではないか。そうも思っています。
(ただ、タイミングややり方は、今の学校教育のそれじゃなくてもいいだけ。)
ここはこれから、このオルタナティブスクールに集う保護者・スタッフ・子どもたちと「ちょうどいい」ところを探していくことになると思います。
知識は不要じゃない。
じゃあ、どうやってどこまで身につける?!
ここについての議論はこれから。
「違う」ことに対する怖さ
自分自身のことなら全然抵抗なく人と違うことを選びます。そっちの方が楽しそうだし。といった感じに。
ただ、自分ではない「わが子」のこととなると…。
・そのことでイジメられないか?
・将来後悔しないか?
・あるいは将来不利にならないか…?
その辺りの想いはありますよね。
これは、もう…
親御さんの覚悟が試されています。
もちろん、スタッフとして関わる僕らも一生付き合う覚悟で向き合います。
まずは…
わが子がすでに「学校に行かない宣言」をしている!
保護者としても「私ももう無理やり行かせようなんてつもりはありません。」
そんなご家庭は、チャンスです。笑
ぜひ、覗きに来てください。
家でゲームしてる、アマゾンプライムみてる、その時間よりも、確実に「生きた学び」を提供できます。
LINEでもメールでも一度ご相談ください!
うちは今のところ「学校たのしい!」と通っています!というご家庭は、
まずはそのまま〜
で、いいのかもしれません。
ただし、
学校という制度に無理が来ていて、学校教育のシステムが変化していくのは、そんなに遠くない未来です。
少なくともすでに、
6歳から15歳までの目まぐるしく成長する時期に、既存のどの学校にも行かない子が一定数いることは確かですので。
既存の学校ではない、新しい学校のカタチがすでに求められています。
ぜひぜひ、関心を寄せて見守ってください。必要とされてる家庭があれば、ぜひぜひ教えてあげてください。
子どもたちの学びや成長を取り巻く環境が、今後どうなっていくのか。
僕らは大人たちは、どうしていきたいのか。
チャレンジ&模索は続きます!
さくらんぼ先生のひみつ基地
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FREE CAMP代表:野田隆太(れお)
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